小さいビッグマン
僕は中学生の頃、168cm52kgというひょろひょろかつそれほど大きくないにも関わらず、パワーフォワード(センター)をやっていました。しかも県ベスト8に入るようなチームで。まあそのときは試合に出れてはいないのですが・・・。それほど実力があったチームの世代交代のとき、僕はスタメンをはったことがあります。(あったということはスタメン落ちたってのは容易に想像できるw)まあ、その時心がぽっきり折れてしまったのは別の話・・・。
当時は中学から初めて、スキルもなかったのですが、ある所を磨いたのです。それは・・・。
・小さかったら高く飛べ!
それは、リバウンドです。僕より10cm以上身長が高くても、簡単にオフェンスリバウンドは取らせませんでした。
ヒョロい身体なのに、ゴール下で張り合えるのか?と疑問に思うかもしれません。ですが、僕は張り合う前の段階で手を打つことで、リバウンドを取らせませんでした。皆様もご存知のボックスアウトです。ボックスアウト自体は普通なのですが、ボックスアウトをするタイミングや仕方と言うのは、なかなか教わらないのでは?と僕は思うわけです。これはNBAから学んだ、と言うよりは僕が編み出した、僕なりの考察です。
・小さい(体格負けしてる)人がリバウンドを取る。
①シュートが放たれた瞬間、相手に触っておく。
相手の選手がシュートを放ったら、どこにいても相手を触っておくのが鉄則だと思っています。触ることで、相手がリバウンドにとりに行こうとすれば身体でブロックし、取りに行く気がなさそうなら、ボールの軌道を追ってリバウンドを予測するという動きができます。予測の仕方は、自分の経験則しかないですね。
もし飛び込んできそうであれば、腕をL字にして相手の勢いブロックした後、身体で飛び込ませないようにしましょう。
②体勢は低く。
SLAM DUNKを読んだ人は分かるかもしれません。ボックスアウトをするときは、とにかく体勢を低く(パワーポジション)、相手の膝に座るくらいの気持ちでいましょう。これはどの身長差でもそういう意識を持ちましょう。
③どうしても負けそうなら弾く。
空中で掴んでも力負けしてしまう、体勢が悪い、といった場合、弾くのも手段の一つです。弾く方向を間違えずに。
④オフェンスリバウンドは不意をつく。
基本的にオフェンスリバウンドは、相手より小さい奴じゃ取れないと思ってください。しかし、そこで慢心している相手がボックスアウトを怠って、相手がボールウォッチャーになってるときは取れます。プットバックなら問題ないのですが、取って着地した後は状況判断が必要になってきます。
以上の四点を僕は意識してやってます。手前に何%奥に何%とか考えてはいませんw非力な人が打てばエアーボールになる確率が増えるし、数字は気にしないほうがいいですね。
ただただ飛び込む、というよりは、リスクヘッジをしていく作業になっています。リスクというのは、2ndチャンスのことですね。
ボックスアウトは場所とりです。お花見と一緒で、居たい場所に居座るのです。
ボックスアウトをチーム全体で意識すれば、それはもうビッグマンの仕事が楽になる。本当センターとかしんどいから、皆ボックスアウトしてね!
・ポストディフェンス編
まずは、カバーディフェンスのお話。皆さん、Draymond Greenと言う選手を知っていますか?彼は201cmと(NBAのビッグマンにしては)小柄ですが、1stラウンド終了時、PlayoffのブロックランキングTOPでした。(4.3本)まあ今回はブロックする事より、シュートの確立を下げることにフォーカスを当てます。
1:23~のプレイです。まるでバレーボールのようなブロックですよね。これは結果的にブロックできなくても、ショットの確立を下げることができます。ファールではないか?と思いますが、真上に飛んでいれば原則ファールではないのです。(真上はシリンダーの範囲内)
これは、Tyson Chandlerという選手もよくやります。Mavsファンなのでよくマネしてましたwwもう6年も前なんですね・・・Mavsが優勝したの・・・。
余談はさておいて、もう一つ。ポストの1on1ディフェンスです。
ああうめえ・・・
僕の希望の星、Chuck Hayesです。こいつ198cmしかないのにセンターですよ?Yao ming(229cm)と元同僚です。229cm下がって198cm出てくるんですよ?胸熱。
当時MVP候補と言われたAmareをイライラさせてます。ファールになってしまった部分もありますが、当たり負けない体幹、ハンズアップ、ボールを下ろしたときにボールをはたくなど、基礎がなってます。特に僕がマネした部分は、2:40~の身体で一度ぶつかり手を振り下ろしてスティールを狙うディフェンスです。藁をもすがる気持ちでやると成功すると思いますw動画ではファールになってしまってますが、ファールでも構わないという気持ちでやりましょう。
まずはスティール!そしてブロック!鉄則ですね。
・ポストオフェンス編
ポストオフェンスを極めると、1on1が強くなります。
ふつくしい・・・
背中を向け一度止まって、そのまま反転するのか逆いくのか択を作るプレイ、このプレイはめちゃ使えます。動画の最初が逆の動き、23秒辺りがそのまま反転ですね。言葉が合ってるかどうか・・・w
OlajuwanのDream ShakeはあのMJも学び、それをKobeが学び・・・と伝説が伝説を作ってきました。なんとあのJaVale McGeeもOlajuwanの所で練習してました。伝説がでんせt(ry
Nowitzkiキターーーーーーーーーー!
理論上、Shaqの大きさ+Nate Robinson並みの跳躍力がないとブロックできないと言われている、Nowitzkiの片脚フェイダウェイ。それを武器に先日30000点という大台に、外国人選手として初めて乗った選手です。神です。神ってる。僕の固定概念をぶっこわしてくれた人です。今はビッグマンですら3を普通にうってますね。まあ、それらの先駆けと言っていいでしょう。
さて、本題。この片脚フェイダウェイですが、僕が真似した実体験を語っていくと、
・意外と簡単(入るとは言ってない)
・力が要らない。
・決められた方向にしたフェイダウェイができない。(逆がしづらい)
といった感じです。
意外と簡単なんですよ?まあ、右足あげるだけなんで、簡単ですよ。格好は。
力が要らないのは、左足、つまり軸足が地面についてるからなんです。(左利きの場合逆になります。)
つまり、軸足がほぼ固定されているようなものなので、決められた方向にしかできない、というわけです。まあやろうと思えば逆もできますが、窮屈に感じます。
まず、こっちサイドのフェイダウェイのときは、ただ右足を上げるだけ。
こんな感じ。
逆サイドは、ターンアラウンドからという感じ。
And 1!
この片脚フェイダウェイは、とにかく楽です。入れば大きな武器になることは間違いないでしょう。
いかがでしたでしょうか?僕が現役の頃のポジションだったので、かなり熱が入ってるように感じます。自分で。
PFと言うポジションは、割と注目されないと思います。PG=司令塔 SG=点取りや SF=オールラウンダー C=デカい とパッと思いつくと思いますが、PFはなかなかコレ!というものがない気がします。SLAM DUNKを読んでいたら、桜木!とか思うかもしれません。ですが、PFというポジションは桜木のモチーフになったRodmanみたいなのも居れば(本当はCharls Oakley)Nowitzkiのようなストレッチ4、Duncanのような教科書みたいなPFも居るわけです。今はDraymond Greenとかがいますね。とにかく、すばらしいポジションなのです!僕は中学の頃はリバウンダーでした!桜木でしたよ!
これは自慢なのですが(大したことない)垂直跳び70cmいってました。なので、普通のタイミングよりちょっと早く飛んでました。早く飛んでも空中に居る時間が長ければ、取れる可能性が上がります。
以上で終わりです!まとまりがなく、誤字脱字がひどいかもですが、ご了承ください!
・雑記
GW真っ只中です。毎日が休みなようなもの
この記事を書き始めたのが先月なのですが、ダラダラ書いちゃいました。ダメですねw
最近本を買ってヨガを始めたんですが、アレいいですね。ポジティブになれます。雑念が消えるというか、バスケ始める前にやったほうがいいかもですね。
おっと、ここではバスケとは関係ない話をするコーナーでしたてへぺろ
良い天気なのですが、することもなくゲームとかギターとかしてます。はあ悲しい。
仕事はやっと重い腰を上げれそうです。(まるで他人事)ヨガのおかげかもw
まあ、心身共に健康が一番です。